12月30日の日記

2004年12月30日 生と死
今日は昨日のように雪は降っておらず、とてもよく晴れていました。

おばあちゃんの葬式が、行われました。

たくさんの人が来ていました。おばあちゃんはこんなにたくさんの人々に見守られて葬式を行うのか・・・

御経が終わり、皆で棺桶の中のおばあちゃんに最後のお別れの言葉をかけました。たくさんの花に囲まれ棺の中にいるおばあちゃん。
やっぱり眠っているようにしか見えないよ・・・

涙が出てきておばあちゃんの顔もよく見えなくなってきた。
どれだけ我慢しても、涙は流れてしまうんだなあ・・・

「涙が悲しみを溶かして 溢れるものだとしたら
 その滴も もう一度飲みほしてしまいたい」
・・・ポルノグラフィティ サウダージ

まさにこの歌詞のようでした。

だけど火葬が終わり、白いかけらと粉になってしまったおばあちゃんを見せられると、「自分は真実を見ているんだろうか?」とか「実はこれはたちの悪いドッキリなんじゃ・・・」などと思ってしまい、涙は出ませんでした。今まで気付かなかったけれど、それだけ「おばあちゃん」という存在が大きかったんだなあ・・・

今年、「年賀状なんて書かねーよ」とか思っていたら、「書けない」になってしまいました。

来年はどんなに大変でも、年賀状だけは欠かさず書きたいと思います。

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